GREENSTYLE Cafe

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2010.08.25

日本産アロマyuicaの森から

厳しい残暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、8月7日と22日に高山のオークヴィレッジにて行われた日本産アロマyuicaの体験イベントの様子をご紹介いたします。
晴れ渡る空の下、木陰で森の話を聞き、森に入って材料を採ったりハンドマッサージ体験をしたり、そして日本産アロマyuicaの抽出の様子をしっかり見学しました。

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阿部 乃里子

2010.07.25

一粒のドングリから

厳しい暑さがつづいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
夏は、葉っぱが色濃く勢い良く伸びて、木々が存在感を増す季節です。

我が家の小さなクヌギの苗木も葉っぱを広げて持ちこたえています。
昨年の秋にNPO法人ドングリの会のスタッフより預かった小さな丸い実から育ったものです。
木屑と共にビニール袋に入ったままで、芽を出し根を伸ばしてしまい、
鉢に植えたら一度は枯れてしまったように見えたのですが、
忘れた頃に新たに芽を出して、少しずつ育ってきました。

ミズナラ生後6ヶ月?です。

大きな大木も一粒のドングリから。

清見からの暑中お見舞いに、ミズナラの大木をご紹介します。
こちらは本部・工房のある高山市清見町の彦谷にある彦左衛門とも呼ばれる木です。
代表の稲本は、36年前のオークヴィレッジ創設当初より
この木に、そして実生の幼木のたくましい子供達に何度も励まされてきたと聞いております。
この木も数百年前の始まりの始まりには、一粒のドングリでした。
それを思うと自然の不思議とはるかな時間の流れにしばし呆然としてしまいます。

高山清見町、彦谷のミズナラの大木

所変わって、暑い日には改めて満員電車は苦手だなと思ってしまいますが、
車内の人々皆が、数十年前には一粒のドングリならぬ一人ずつの赤ちゃんだったと思うと、
生きものの不思議にふわりとした気分になるように思います。

夏は森の、山の、美しい季節。
飛騨高山の清見にて、また東京のショールームでも夏のフェアを致します。
木の枝や皮を使ってクワガタを作る工作教室、日本産アロマyuicaをご紹介するイベントもございます。

詳しくは、オークヴィレッジ・ウェブサイトhttp://www.oakv.co.jpをご覧ください。

阿部 乃里子

2010.03.25

ミズメザクラという木のこと

本日より、御濠の桜を生かしたグッズに因んだ催し、「桜まつり」が始まりました。

御濠の桜

大きく開けた窓から見わたせる桜はまだ一分咲きですが、暗く光沢のある樹皮が桜の花の生まれたての淡い色に包まれていくことを思い浮かべると、わくわくします。

今回は、ミズメザクラという木をご紹介します。

毎日の変化がとても楽しみです。

ミズメサクラは、若いときの樹皮が桜に似ているのでサクラの名前がついていますが、カバ科の木です。山奥に育つとても堅い木で、家具の良材として知られます。「桜まつり」でも、ミズメザクラの一枚板を拭き漆塗りで仕上げたテーブルをご覧いただけます。

ミズメザクラのテーブル。鮮やかなちぢみ杢が見られます。

また、ミズメザクラからは、とても特徴のあるエッセンシャルオイルが抽出されます。その昔、樵が森の中で斧を振るって一日の仕事を終えると、ミズメザクラの皮を少し剥いでその瑞々しい樹皮を疲れた体に貼ったそうです。この精油には湿布薬に含まれるサリチル酸メチルが含まれていて、マッサージにとても適しています。日本の木々からのエッセンシャルオイルの抽出という新しい取り組みのなかで、昔の人々の智恵の奥深さに何度も驚かされています。

「桜まつり」では、ミズメザクラのブレンドオイルと米ぬかのキャリアオイルを使ったマッサージも体験いただけるイベントもございます。

詳しくは、オークヴィレッジ・ウェブサイトhttp://www.oakv.co.jpをご覧ください。

阿部 乃里子

2010.03.10

御濠の桜が蘇りました...

こんにちは。急に春めいてまいりましたね。
今回は、御濠の桜のお話をご紹介いたします。

御濠に滴る満開の桜

木は山にあるものと考えがちですが、このところ、都会の街路樹としてその役割を
終えた木を飛騨高山の山奥にある工房へ運び込み、暮らしの道具として新たな
時間を刻む製品に生まれ変わらせる仕事が増えました。

もうすぐ春爛漫の桜の季節ですが、東京都内では御濠の桜が有名で、中でも
千鳥ヶ淵は毎年桜まつりが催され多くの人が訪れます。

一昨年、ここの桜を管理する千代田区観光協会の方から、「立ち枯れなどのために
伐らざるを得ない桜の木をチップとして処理しているが、何とか活かせないだろうか」
という相談を受けました。

伐採前の御濠の桜「この木を活かせないだろうか...」

昨年は細かい材を預かり携帯用のお箸とストラップを造り、お花見に訪れた方々
に大好評をいただき、あっという間に完売。
2年目の今年は材をより有効に活用できるよう、伐採する予定の木を確認し、材に
負担を掛けない時期を見計らって伐採しました。
その甲斐あって、今年は箸とストラップに加え、箸置きやショットグラスなども制作
します。

御濠の桜グッズ お箸とストラップ

 

御濠の桜グッズ お箸置き

御濠に寄り添って数十年、年輪を刻み続けた木々が、年輪も見えるそのままの
状態で、日々使うお箸やストラップになる...私たちは日々木製品を扱っていま
すが、都会の木を預かって製品を造るとき、木がそのまま製材、乾燥を経て、
材料となる事の不思議を改めて感じています。

さくらグッズは3月26日から開催の「千代田のさくらまつり」にて販売されます。

詳しくは、千代田区観光協会のサイトをご覧下さい。
http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/1111/Default.aspx

また、オークヴィレッジでは、この桜の立っていたちょうど対岸のギャラリー
KAGURAにて、3月24日から4月4日までお堀の桜グッズはもちろん桜材の
テーブルやトレーなどをご紹介する桜づくしのイベントを催します。
日本産アロマを体験いただくイベントもございます。
フライヤーはコチラからご覧いただけます。(PDF)

詳しくは、オークヴィレッジ・ウェブサイト
http://www.oakv.co.jp
をご覧ください。

阿部 乃里子

2010.02.25

飛騨高山の桃の節句、肌の白い木といえば... 

こんにちは。寒い日々がつづいておりますね。
高山はここ数年で一番の大雪で、相変わらず白い景色です。
あと一週間程で3月3日の雛祭りですが、高山ではひと月後の4月3日に
桃の節句を祝います。野山に春の兆しが見えるときを待ったのでしょうか。

こちらは、高山の土雛様です。おっとりと満ち足りた表情で、白い肌にぽっと
灯りがともったよう。
囲炉裏にあたっているのでしょうか。各地の土雛たちの中でもややうつむき
気味です。

 

さて、白い肌の木といえば真っ先に「栃」が浮かびます。
黄色味を帯びたあたたかな光沢があり、こまかな木目は織り模様のようで
「栃の絹肌」と呼ばれます。
表面がなめらかで割れづらく軽いので、器などに使われます。なんと縄文
時代から漆を塗って器として使われていました。

 

日本の木々を10種以上詰め合わせた「寄木の積木」でも、トチの白さが
際立ちます。木は種類によって、色や肌ざわり、重さ、香りがそれぞれ違います。
小さな森のように木々を詰め合わせた「寄木の積木」はお蔭様でご好評いただいて
おります。詳しくはこちらをご覧ください。

 

トチといえば、「トチの実煎餅」もお土産として人気があります。
高山へお越しの際には、ぜひトチの味も確かめてみてくださいね。

阿部 乃里子

2010.02.10

冬の木々、日本の森の香り・・・

こんにちは。本社工房のある高山も久しぶりに雪の多い冬を迎えており、スタッフ総出で行う雪降ろしが欠かせません。

 

 つららも更に鋭く伸びて、地面につきそうです。

 

一方、モミの枝には、かわいらしい雫がきらり。今回は、木のある暮らし、香り編です。昨年秋より発売を開始いたしました国産アロマyuicaを抽出している木々について、ご紹介します。

 

 

 冬は針葉樹などの常緑樹が山の景色をもこもこ温めています。遠くから見ると似ていますが、寄ってみるとそれぞれ違います。モミの葉っぱは、付け根が吸盤のようになっていて、葉っぱの落ちた跡には丸い印が並びます。モミはジントニックを思わせる香りがします。

 

 

こちらはヒメコマツ。マツの葉の多くは2枚一組ですが、ヒメコマツは5枚一組で何やら睫毛のようです。ヒメコマツはその名の通り、葉っぱもやわらかく、香りもやさしいです。

  

 ヒノキは、葉っぱ中央の窪みを見ると「Y」の字が並んでいます。日本建築に使われ、いわゆる「新築の匂い」。水につよいので風呂桶や寿司桶などとしても活躍します。木の部分は土の匂いを含んだ優しい香り。枝葉の部分、葉っぱのみとより軽く爽やかな香りになります。

 

一方落葉樹は、冬は葉を落とし芽に力を込めてじっと春を待ちます。こちらはニオイコブシの花芽。ビロードのような光沢があり、ふれると猫の毛のようになめらかです。ニオイコブシは、抽出するための材料を集めるのに非常な困難を伴います。姿かたちの似た「コブシ」「シデコブシ」「ニオイコブシ」のうち、エッセンシャルオイルが採れるのは「ニオイコブシ」だけ。春、花が咲いて3つの区別ができる季節に山のどの辺りにあるか覚えておきます。華やかでかつ爽やかな香りです。

 

こちらは楊枝に使われるクロモジの芽。丸いのが花芽でとんがっているのが葉っぱの芽です。クロモジは緑がかった枝に黒い斑点があり、文字が書いてあるように見えるので、クロモジと呼ばれるようです。ローズウッドと同じ成分を含み、甘く深い香りです。

香りを言葉でお伝えするのは、とても難しく...最後に、実際に香りを体験していただく催しのご案内です。

紀伊国屋書店新宿本店にありますオークヴィレッジショールームにて、2月13日(土)、19日(金)、27日(土)各日15:30より、日本産アロマyuicaと外国産のアロマの香りを比べる試香会を催します。19日と27日の回はまだお席に余裕がございます。日本の森の香りを体験してみませんか。

詳しくは、下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://oakv.co.jp/shop/tokyo_info_1001.html

阿部 乃里子

2010.01.25

木のお椀から、やさしい湯気が...

中味は、実家のある東北のお雑煮風です。

中味は、実家のある東北のお雑煮風です。

木のある暮らし...今回は、もっとも身近な木の道具ともいえる「お椀」についてご案内します。

温かいお味噌汁やスープの嬉しい季節です。毎日、木のお椀に熱々の汁物を盛って、いただいています。片手でお椀を包み持ち、もう一方の手にはお箸...木の道具を両手に食事をするのは、日本人くらいのようです。

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阿部 乃里子

2010.01.10

新年あけまして、おめでとうございます。

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新年あけまして、おめでとうございます。

昨年の暮れに、我が家へ「お正月」が届きました。飛騨高山伝統のお正月飾り、「花餅」です。
深々と降り積もる雪の中で迎える新年に、花餅を飾り家の中を明るく華やかにしたいとの願いが込められています。

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阿部 乃里子

2009.12.25

木のある暮らし始めませんか

初めまして。飛騨高山の木工房、オークヴィレッジの阿部と申します。
木を眺めるのが好きで、木工の近くに辿りつきました。
木材は年輪のひとひだひとひだに春夏秋冬がつまっています。
材になっても湿気を吸い込み膨らんだり、極度に乾燥した場所では縮んだり、そもそも密度が均一でなくなかなか難しい素材ですが、それ故に使いつづけると材の油分が出てきて艶となり味わいとなり、かすかに丸みを帯びていくのも人が年を重ねていくのに似て、興味がつきません。

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阿部 乃里子